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G 動物へのインフォームドコンセント

 

動物が検査や手術を受ける前に説明することで、その子の負担やストレスをできるだけ軽くする

その検査や手術がなんのためなのか説明しておく

 

 

検査や手術を受ける前に、動物に説明することで、動物の受けるストレスや負担をできるだけ軽くするためのカテゴリーがメニューにあります。 

 

その検査はどうして必要?

 

自分の体に何が起こっているのか?

それを家族はどう思っているのか?

そしてその検査によって何がわかるのか?

入院なのか?日帰りなのか?

何日の入院なのか?

 

 それによって、どういった体の感じ方が起きるのか?

退院したあと、制限はあるのか?

薬はあるのか?

 

 

事前にペット動物に説明しておくというものです

 

手術を受けるなら全身麻酔あるいは局部麻酔をかけられ、 麻酔から覚めるとき、違和感や、痛さや、気持ち悪い思いもあるかもしれません。 

それがどうして起きているのか?

そのことをワンちゃんとニャンコちゃん自身に事前に説明しておくことです。

 

そうすることでワンちゃんやニャンコちゃんは自分の体に起きている異変を知ることができます。 

 

この気持ち悪さが何なのか?

具合の悪いのがどうしてなのか?

それをどうしたら よくしていけるのか?など

 

そして、また家族と一緒に暮らせるか? 

家族が応援してくれているのか?

 

動物に説明して生きる希望と強い勇気を持っていただくためです。

 

家族の思いを伝えて、一緒に頑張っていこう!そう思えるようにするためのコミュニケーションです

 

病院での処置を前に説明しておくことは、もの言わないとされる動物たちにとって、何をされるか分からない恐怖をまず減らすことができます。 

 

わたし自身、幼い時に長く入院し、毎日の血液検査から逃げ回っていました。 

そして胸を開く大手術を受けました。 その際に長時間心臓は止められ、 管の穴も数箇所開けられました。 当時4、5歳のことです。 

術後は幼いながら過度のストレスで吐血し潰瘍になりました。

 

全身の麻酔で眠らされていても幼くて言葉がわからなくても、体はその恐怖や、周りの緊張を受けとっています。

 

わけもわからず、自分の意思と関係なく、検査や手術を受けることは、幼かった私にとって非常に大きいことだったんですね。 

動物も同じです。

私は自らの経験から手術や入院の前に、ペット動物自身に伝える繊細な説明のインフォームドコンセントを行っています。

 

先に動物に伝えておくことは病院のゲージの中でひとり「ボク置いてかれちゃったの?」とは思わず、「どうしてこんな痛いことをするの?」

「ボク悪いことしたの?」

「こわいよ」

「なんでー?」

「ボク捨てられちゃったの?」

「助けてママ助けてー」などといった悲しい思いをしなくて済むと思います。

話して分かってもらえれば、耐えて堪えて怯える日々だけでなくなります。 

それをしていたら、繊細なペット動物の気持ちは萎え生きる気力も消えてしまいます。 

 

前もって伝えることによって、家族の絆を信じ、信頼を保ち続けることができます。

できるだけ本来の免疫を下げることなく、 ワンちゃんやニャンコちゃんたちペットが、自分の体に起きている現状を知り、 家族の元へと戻る希望を持ち続け、 手術や入院に勇気を持って、 向かうことができるのです。

 

 

https://note.com/hakuroumio/n/nd91d7ea9e3c2

相談カテゴリーについて

 

 

 

L  障害がある長い持病がある終末期医療ターミナルケアの動物のQOL /QUALITY OF LIFE 生活の質を考えたい

その子が望む生き方と過ごし方、幸せな余生を話し合いから見つけたい

 

障害があるーというの生きているからこそですね。

長く患う持病があるーこちらも 長く生きてきてくれたからこそだと思います。

そのしっぽのある家族に対して、終末期医療ターミナルケアをどのようにしていくか?

動物が何を望んでいるか?

 

そういったことを話しあいます。

 

動物が自分で、家族の協力を得て、自らの余生の過ごし方を選択するお手伝いをします。 

家族と動物が二人三脚で一緒に考えていく。 

 

生きものを飼うということは可愛いだけでは済ません。 

苦しい時も悲しい時も、病める時も共にいることが家族だと思います。 

 

その可愛い家族を その子らしい生き方と過ごし方を、 

 

残り。 。。何ヶ月か何週かはわかりません。

 

 その子らしい過ごし方、生き方を 見いだそう。

 

一緒に見出そうという。

 

というご相談カテゴリーになります。 

 

 

 

ご家族もやはり、 大切な子だからこそ、 ずっと一緒にいて欲しいと思っていらっしゃるはずです。 

 

 

 

 

 

わたし自身もそうでした。 

ずっと歴代にいる猫たちを愛してきました。 

17年間かけてその子たちの看取りをずっと続けてきました。 

 

だからこそ、ターミナルケアでのクオリティオブライフ 生活の質を家族と一緒に考えます。

 

たとえ身体的には、 老いに向かっていても、病を患っていたとしても、 

 

その子自身が望む本当の生き方を家族と見いだして一緒に過ごしていただきたいと思います。 

 

これはご家族にも心に迷いの無くなるまで話しあいをおすすめします。

従って、数回に渡ることもあります。

 

 

https://note.com/hakuroumio/n/n82bf4b62af67